ミュージカルは歌が上手に歌えてこそ!人より上手くなれる本当は教えたくない秘密の練習方法

ミュージカルコンクールを受けると決めたら準備すること【審査員経験者が伝える大切な3つのこと】

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ミュージカルの歌のコンクールがあるのをご存じですか?

日本では、年に1,2回ほどミュージカルの歌のコンクールが開催されています。
(TOKYO全国ミュージカル歌唱コンクール、国際声楽コンクール東京など)

ミュージカルの舞台を目指している人や、自分の歌の力を知りたい人はぜひ挑戦してみてください。

またミュージカルのオーディションを受ける際、書類にある芸歴に書くことができるので、箔をつけるという意味でも受けるでも挑戦する価値があります。

ミュージカルのコンクールを受けるということは、それなりにたくさんの練習が必要になってきますので、自分の実力の向上にもなりますよ。

しかし、ミュージカルのコンクールを受けたいと思っても、どのように準備していったらよいか分からないと思います。

そこで今回は、ミュージカルのコンクールを受ける準備の仕方をお伝えていきたいと思います。
準備しなくてはいけないのは3つ!

・歌う曲
・ピアニスト
・衣装

観音美

それでは詳しく説明していきますね。

目次

歌う曲の準備

歌う曲の準備です。

受けたいと思うコンクールの前年の日程をまず調べましょう。
コンクールは大体、毎年同じ時期に開催されることが多いです。
開催の告知がされていない場合、前年の開催月を想定して半年くらい前から少しずつ準備をしていくといいです。

準備というのは、コンクールで歌う曲の準備になります。

コンクール開催の告知がされ、コンクール申し込みの締め切りまで

3~5か月以上ある場合は、自分の挑戦してみたい曲、自分の好きな曲を3,4曲候補にあげ練習していきます。それと並行して、発声練習や音程がしっかりとれるように基礎練習を強化しています。

コンクール申し込みの締め切りが3ヶ月以内ある場合は、自分の挑戦してみたい曲を1曲、今まで歌ったことがあり難なく歌える曲を2、3曲程度用意し、発声練習と音程をチェックしながら練習していきます。

コンクールの締め切りまで1ヶ月しかない!という場合は、自分がほぼ暗譜できている曲を2曲、自分が歌いやすく好きな曲1曲を用意し、候補曲のみ練習していきます。

そして申し込み締め切りの1週間以内には、暗譜が出来ている状態にしていきます。

その中で自分が好きで、声に合っていて歌いやすく、のびのびと歌えていると感じるものを選びます。

ピアニストの準備

コンクールの場合、歌の伴奏をピアニストさんにお願いする必要があります。

コンクール側で用意してくれることもあります(有料です)。
コンクール側で用意してもらるコンクール公式のピアニストさんに頼む場合、コンクール前の伴奏合わせは、コンクール前日か数日前の15~30分程度で1回のみという場合が多いです。
コンクール公式のピアニストさんは大勢のコンクール出場者の伴奏をしていらっしゃるので、伴奏合わせの時間が限られています。自分がこう歌いたい!というのを前日に30分以内に1回で伝えるというのは、意外に大変かもしれません。

より安心してコンクールに挑みたい場合は、自分が信頼できるピアニストさんにお願いしてコンクールまでに2,3回伴奏合わせをして一緒に曲をつくりあげてくのがおすすめです。
何回か伴奏合わせをしていくうちに、歌いやすくなっていきますし、歌が練り上げられていきます。
ただピアニストさんを自分が用意する場合、伴奏をお願いする謝礼に加えて交通費なども必要になってきます。
コンクールが開かれる場所によっては、交通費が高額になってしまうこともありますので、検討が必要になります。

衣装の準備

ミュージカルのコンクールは、歌以外にも演技的要素も審査の対象になります。

演技的要素が必要とは言っても、あくまでミュージカルの歌のコンクールですから歌に悪影響を与えるほどの過剰な演技(踊ったり、舞台上を動きすぎたりなど)は必要ありません。

容易に演技的要素を発揮できるもの、それは「衣装」です。
歌う曲の役柄に合う衣装を着ることで、何を歌っているかが一目瞭然になりますし、自分もその役になりきれます。

衣装といっても、コスプレみたいな感じではなく、歌う曲の役柄のもつ色味のもの、役を感じることができる服装を着るくらいでいいです。声楽コンクールみたいに、豪勢なドレスを着なくて大丈夫です。

そしてポイントは、「靴」ですね。
ヒロイン系やお姫様系を歌う場合は、足が綺麗に見える5センチヒール。
(ただしピンヒールは安定しないので避けた方がいいです)。
庶民感漂う役のものだったらヒールのないもの。
役によっては裸足で歌っても良いものもあります。

私が舞台に立つために演技のレッスンに通っていたころ、演出家の先生に
「役をあらわすのは靴!オーディションには靴に注意しなさい!」
と言われたことがあります。
確かに、ヒールが高い靴を履けば歩き方に気を付けるので姿勢も良くなり体の芯が真っすぐになりますもんね。
気品を感じる歩き方も様になります。

ぜひ靴にこだわってみてください♪

まとめ

実は私、ミュージカルの歌のコンクールで審査員を務めたことがあります。

コンクールの準備をきちんとしてきている方は、やはり良い成績をおさめていらっしゃいます。
審査員の目からは、どれだけ歌いこんでいるかというのは一目瞭然に分かります。
そして、音楽をしっかりと作り上げそれをピアニストさんに伝えて共に演奏していること、
適切な演技をし、役柄を理解した上で演奏していることは衣装からも感じとれ、審査の対象にしています。

観音美

お伝えしたポイントをおさえ、実力の向上のためにぜひコンクールに挑戦してみてください。



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